11年
連続

総合型選抜・推薦入試で
過去最高実績を毎年更新中!

上智大学文学部国文学科に海外就学経験者入学試験で合格するための最短ルート

上智大学文学部国文学科に海外就学経験者入学試験で合格するための最短ルート

目次

 1. 上智大学文学部国文学科とは 

1.1. 国文学科の特徴と魅力

上智大学文学部国文学科は、日本文学・日本語学・日本文化を深く学ぶことができる学科です。古典から現代までの幅広い知識を身につけ、日本語と日本文化に対する深い理解を養うことができます。少人数制のゼミナールや、豊富な研究資源を活用した学習環境が整っており、学生一人ひとりに寄り添った丁寧な指導が行われています。 

1.2. 国文学科のカリキュラム 

国文学科のカリキュラムは、日本文学、日本語学、日本文化の3つの分野で構成されています。1年次は基礎的な科目を幅広く学び、2年次以降は各分野の専門科目を選択して学びを深めていきます。演習科目では、少人数制のゼミナールで研究テーマに沿った指導を受けることができます。また、古文書や写本などの貴重な資料を直接手に取って学ぶ機会もあります。 

1.3. 国文学科の就職実績 

国文学科の卒業生は、出版、教育、マスコミ、IT、公務員など、幅広い分野で活躍しています。国語教員や日本語教師として教育現場で活躍する卒業生も多くいます。また、大学院へ進学し、研究者の道を歩む卒業生もいます。国文学科で身につけた日本語と日本文化に対する深い理解と、論理的思考力や表現力は、様々な職業で高く評価されています。

2. 上智大学海外就学経験者入学試験の概要

2.1. 海外就学経験者入学試験の趣旨と特徴

上智大学海外就学経験者入学試験は、海外の教育課程で学んだ経験を持つ学生を対象とした特別入試です。グローバルな視点と多様な価値観を持つ学生を受け入れ、国際的な教育環境の中で学生の可能性を最大限に引き出すことを目的としています。日本の大学入試とは異なる選考方法が採用されており、学生の能力や適性を多面的に評価することができます。 

2.2. 出願資格と要件

 海外就学経験者入学試験の出願資格は、以下の通りです。

  • 日本国籍を有する者、または日本国の永住許可を得ている者
  • 海外の教育課程に3年以上在籍し、学校教育における12年の課程を修了した者、または入学時までに修了見込みの者
  • 海外における最終出身学校を卒業後、2年以内に本学に入学する者
  • 日本語能力試験(JLPT)N1またはN2に合格している者 

2.3. 選考方法と試験日程

選考方法は、書類審査、学科試験、面接の3つから構成されています。 – 書類審査:出願書類に基づいて、学習意欲、適性、日本語能力などを総合的に評価します。 – 学科試験:国語(現代文、古文、漢文)と英語の2科目が課されます。 – 面接:志望動機、学習意欲、適性などを評価します。

試験日程は以下の通りです。

  • 出願締め切り日:8月1日
  • 試験実施日:9月22日
  • 合格発表:10月3日

2.4. 募集人員と倍率

 文学部国文学科の海外就学経験者入学試験の募集人員は5名程度です。倍率は年度によって異なりますが、例年3〜5倍程度となっています。ただし、選考方法が一般入試とは異なるため、倍率だけで合格の難易度を判断することはできません。

 2.5. 試験内容

 学科試験では、国語と英語の2科目が課されます。国語では現代文、古文、漢文から出題され、日本語の読解力や表現力が問われます。英語では読解問題を中心に出題され、英文読解力や語彙力が問われます。面接では、志望動機や学習計画、将来のビジョンなどについて質問されます。面接官との対話を通じて、学習意欲や適性、人物像などが評価されます。 

2.6. アドミッションポリシー

上智大学文学部国文学科では、以下のような学生を求めています。

  • 日本文学・日本語学・日本文化に強い関心と探究心を持つ人
  • 幅広い知識と教養を身につけ、論理的思考力と豊かな表現力を備えた人 
  • グローバルな視点を持ち、多様な価値観を尊重できる人
  • 自ら問題を発見し、主体的に学ぶ姿勢を持つ人

海外就学経験者入学試験では、これらの資質を持つ学生を選抜することを目指しています。

3. 書類審査対策

3.1. 志望理由書の書き方

3.1.1. 過去の経験を活かす

志望理由書では、海外での就学経験がどのように国文学科での学びに活かせるかを具体的に述べることが重要です。異文化への適応力、語学力、グローバルな視点などを、具体的なエピソードを交えて説明しましょう。また、海外での経験を通じて、日本文化や日本語への関心が深まったという点も強調すると良いでしょう。

3.1.2. 現在の取り組みをアピール 

現在の学習や研究、課外活動などの取り組みについても、具体的に述べましょう。国文学科での学びに関連する書籍を読んでいる、日本文化について調べている、日本語能力試験の対策をしているなど、国文学科への強い関心と意欲をアピールすることが重要です。 

3.1.3. 将来の目標を明確に 

国文学科で学んだ後の将来の目標について、明確に述べることが求められます。日本文学や日本語学の研究者になりたい、日本語教師になりたい、日本文化を海外に発信する仕事に就きたいなど、具体的な目標を持っていることをアピールしましょう。また、目標達成のために国文学科でどのような学びをしたいのかについても言及すると良いでしょう。

3.2. 推薦書の準備

推薦書は、出身校の先生や指導者に依頼しましょう。推薦書には、学業成績だけでなく、学習意欲、人物像、将来のビジョンなどについても言及してもらうと良いでしょう。推薦者には、国文学科での学びに対する意欲や適性について具体的に述べてもらうことが重要です。推薦者との面談を通じて、自分の強みや特徴を伝えておくことも大切です。

3.3. 提出書類チェックリスト

出願書類は、漏れがないようにチェックリストを作成し、確認しましょう。必要な書類は以下の通りです。

  • 入学願書
  • 志望理由書
  • 推薦書
  • 高等学校の成績証明書
  • 高等学校の卒業証明書(卒業見込みの者は調査書)
  • 日本語能力試験の合否結果通知書
  • パスポートのコピー
  • 在留カードのコピー(日本国永住許可を得ている者のみ)

提出書類は、必ず原本または公的な機関による証明書を提出しましょう。

4. 学科試験対策

4.1. 国語の試験内容と傾向分析 

4.1.1. 現代文問題の特徴と対策

現代文では、評論文や小説、随筆などの文章が出題されます。出題形式は、長文読解、要約、語句の説明、文学史に関する問題など様々です。現代文の対策としては、多様なジャンルの文章を読み、内容を正確に理解する力を養うことが重要です。また、語彙力を高めることも欠かせません。普段から、新聞や評論文、小説などを幅広く読んで、語彙と知識を増やしていきましょう。 

4.1.2. 古文問題の特徴と対策 

古文では、「源氏物語」「枕草子」「平家物語」などの古典作品から出題されます。文法や語彙、文学史に関する問題が中心です。古文の対策としては、基本的な文法事項をしっかりと理解することが大切です。また、古文単語帳を使って語彙力を高めることも重要です。代表的な古典作品を読み、内容を理解する力を養うことも欠かせません。 

4.1.3. 漢文問題の特徴と対策

漢文では、「論語」「史記」「唐詩選」などの中国の古典作品から出題されます。書き下し文や訓読文、語句の説明、文法に関する問題が中心です。漢文の対策としては、基本的な文法事項と語彙を理解することが重要です。また、代表的な漢文の文章を読み、内容を理解する力を養うことも大切です。漢文は、日本の古典文学にも大きな影響を与えているため、日本文学を学ぶ上でも重要な科目となります。 

4.2. 英語の試験内容と傾向分析

4.2.1. 文法・語彙問題の特徴と対策 

英語の文法・語彙問題では、語彙力と文法知識が問われます。頻出の文法事項を中心に、基本的な問題から応用問題まで幅広く出題されます。対策としては、英文法書や語彙書を使って、基礎力を固めることが重要です。また、過去問を解いて、問題の傾向を把握することも欠かせません。

4.2.2. 読解問題の特徴と対策

読解問題では、長文読解が中心となります。文学作品や評論文、新聞記事など、様々なジャンルの文章が出題されます。対策としては、多読を心がけ、読解力を高めることが重要です。また、設問に対して的確に答えるためには、文章の内容を正確に理解することが求められます。普段から、英語の文章をじっくりと読む習慣をつけましょう。

4.3. 小論文の試験内容と傾向分析

小論文では、日本文化や日本語に関するテーマが出題されます。課題文を読み、問いに対して自分の考えを論理的に述べることが求められます。対策としては、日本文化や日本語に関する知識を深めることが重要です。また、論理的な文章の書き方を学ぶことも欠かせません。課題文の内容を正確に理解し、問いに対して的確に答える力を養いましょう。

4.4. おすすめの参考書と勉強法

国語の参考書としては、「古文単語330」「キクタン古文単語」「よくでる漢文重要語」などがおすすめです。また、「新明解国語辞典」や「角川古語大辞典」などの辞書も活用しましょう。英語の参考書としては、「英文法解説」「英語構文100」「DUO3.0」などがおすすめです。小論文の参考書としては、「小論文これだけ!」「小論文への12のステップ」などがおすすめです。

勉強法としては、過去問を解くことが最も効果的です。過去問を通して、試験の傾向をつかみ、自分の弱点を克服していきましょう。また、古典作品や英文の多読を心がけ、読解力を高めることも重要です。国語辞典や古語辞典、英和辞典を活用し、語彙力を高めることも大切です。

5. 面接対策 

5.1. 面接の形式と評価ポイント 

面接は、2名の面接官による個人面接形式で行われます。面接時間は約15分です。面接では、主に以下の点が評価されます。

  • 志望動機の明確さ
  • 国文学科での学びに対する意欲
  • 日本文学・日本語学・日本文化への関心の深さ
  • 論理的思考力と表現力
  • 適性と人物像

面接では、これらの点について、具体的にアピールすることが求められます。

5.2. 予想質問と回答例

面接では、以下のような質問が予想されます。

  • なぜ上智大学文学部国文学科を志望するのか
  • 海外での就学経験が国文学科での学びにどのように活かせるか
  • 国文学科で特に学びたいことは何か
  • 日本文学・日本語学・日本文化のどの分野に関心があるか
  • 卒業後の進路をどのように考えているか

これらの質問に対して、具体的かつ論理的に答えることが重要です。また、面接官との対話を通して、自分の考えを深めていくことも大切です。

5.3. 面接練習のコツ

面接練習では、以下の点に注意しましょう。 – 質問の内容を正確に理解する – 簡潔かつ論理的に答える – 具体的なエピソードを交えて説明する – 面接官との対話を大切にする – 礼儀正しい態度で臨む

面接練習は、家族や友人、先生などに協力してもらい、実際の面接を想定して行うことが効果的です。質問に対する答え方だけでなく、表情や姿勢、話し方なども確認してもらいましょう。

6. 合格体験談

6.1. 合格者インタビュー

海外就学経験者入試で上智大学文学部国文学科に合格した先輩方に、受験対策や勉強法について聞きました。

  • A子さん(アメリカ留学経験者)「私は、日本文学に興味があり、古典作品を中心に読んでいました。また、日本語能力試験の対策も欠かしませんでした。面接では、留学経験を通して日本文化への関心が深まったことを具体的に伝えました。」
  • B子さん(イギリス留学経験者)「私は、小論文対策に力を入れました。過去問を解き、論理的な文章の書き方を学びました。面接では、留学中に感じた日本語の美しさについて熱く語りました。」

6.2. 合格者の勉強法と対策

合格者の勉強法と対策は、以下の通りです。

  • 古典作品や評論文を中心に、多様なジャンルの文章を読む
  • 日本語能力試験の対策を行い、語彙力と文法知識を高める
  • 過去問を解き、試験の傾向を理解する
  • 小論文の練習を重ね、論理的な文章が書けるようにする
  • 面接練習を行い、自分の考えを明確に伝えられるようにする

勉強法や対策は人それぞれですが、日本文学・日本語学・日本文化への深い関心を持ち、継続的に学ぶ姿勢が何より大切だと言えます。

6.3. 合格者からのアドバイス

合格者からのアドバイスは、以下の通りです。

  • 日本文学・日本語学・日本文化に対する興味関心を大切にしてほしい
  • 海外での経験を活かし、グローバルな視点から日本語や日本文化を見つめてほしい
  • 勉強と趣味のバランスを保ち、モチベーションを維持することが大切
  • 周りの人に相談し、サポートを得ることも重要 – 諦めずに努力し続けることが合格への近道

志望者の皆さんは、これらのアドバイスを参考に、自分なりの受験対策を立てていってください。

7. 入試に関するよくある質問

7.1. 国内での勉強時間が短い場合の対策

海外での就学期間が長く、国内での勉強時間が短い場合は、以下のような対策が考えられます。

  • 日本語能力試験の対策を早めに始める
  • 通信教育やオンライン学習を活用し、日本語力を高める
  • 日本の書籍や雑誌、新聞などを読み、日本語に触れる機会を増やす
  • 日本人コミュニティとの交流を通して、日本語でのコミュニケーション力を高める

限られた時間の中で効率的に学習することが重要です。

7.2. 日本語力に不安がある場合の対策

日本語力に不安がある場合は、以下のような対策が考えられます。

  • 日本語能力試験の対策を行い、基礎力を固める
  • 日本人チューターをつけ、日本語の指導を受ける
  • 日本語の読み書きだけでなく、聴解や会話の練習も行う
  • 日本語の文章を多く読み、語彙力を高める

日本語力は、国文学科での学びに直結するため、入学後も継続的に努力することが大切です。

7.3. 併願校の選び方

併願校の選び方は、以下の点を考慮すると良いでしょう。

  • 自分の学力レベルに合った大学を選ぶ
  • 日本文学・日本語学・日本文化に関連する学科を持つ大学を選ぶ
  • 海外就学経験者入試を実施している大学を選ぶ
  • 自分の興味関心に合ったカリキュラムを持つ大学を選ぶ

併願校の選択は、自分の学力や興味関心に合わせて慎重に行うことが大切です。

8. おわりに

8.1. 上智大学国文学科の魅力再確認

上智大学文学部国文学科は、日本文学・日本語学・日本文化を深く学ぶことができる学科です。少人数制のゼミナールや豊富な研究資源を活用した学習環境が整っており、学生一人ひとりに寄り添った丁寧な指導が行われています。海外就学経験者入試では、グローバルな視点と多様な価値観を持つ学生を受け入れ、国際的な教育環境の中で学生の可能性を最大限に引き出すことを目的としています。

8.2. 受験生へのエール

海外就学経験者入試に挑戦する受験生の皆さんは、これまでの経験を糧に、自信を持って受験に臨んでください。上智大学文学部国文学科での学びは、皆さんの可能性を大きく広げてくれるはずです。受験勉強は大変ですが、諦めずに努力し続けることが何より大切です。皆さんが志望校に合格し、充実した大学生活を送れることを心から願っています。

以上が、上智大学文学部国文学科への海外就学経験者入試合格のための最短ルートです。受験生の皆さんは、この記事を参考に、自分なりの受験対策を立てて、目標に向かって頑張ってください。皆さんの合格を心から祈っています。

SS義塾では志望理由書や面接、活動実績作りの徹底的なサポートはもちろん、本記事では公開しきれなかった受験生の総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試での志望校合格の可能性をグッと引き上げる裏ワザを提供しています。

合格チャンスを増やしたいなら

現在、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試での合格枠は急速に拡大し、一般受験の合格枠は急速に衰退しています。難関大学への一般受験による合格は難しくなる一方で、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試では一般受験の勉強では手も足もでないような大学へ勉強せずに逆転合格を果たすことができます。SS義塾ではただいま期間限定でトップ講師によるオンライン無料受験相談、総合型/推薦の裏技3STEPセミナーを行っています。

少しでも総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試に興味のある方はこちらよりお申込みください。

無あ料受験相談に申し込む
入試攻略セミナーに参加

この記事を書いた人

無料受験相談に申し込む