総合型選抜入試で、人より早い合格を。
一足早く、進学を決める。
そんな、受験生にとっては魅力的な総合型選抜入試。実際に、早ければ12月頃に結果が出ることもあります。辛い受験生活、一刻も早く合格を手にしたいですよね。
しかし、試験時期が早い分、準備も当然早く必要になります。一般選抜の様に高校3年生から受験対策を始めようと考えている人がいたらその考えは今捨ててください。
この記事では、総合型選抜入試の出願日程とそれに向けたスケジュール作りについて解説します。入試までの日数のイメージをつけて、受験生活をもっと計画的に、有利に進めましょう!
総合型選抜は一般選抜より出願時期や合格発表が早い?
まず冒頭でも説明した通り、総合型選抜入試は他の一般的な入試形式と出願や試験の日程が異なります。
一般選抜の場合は、最初の入試日は1月。皆さんもご存知、共通テストですね。これが終わってから、本格的に各大学に出願することになります。それから、大学ごとの個別試験、いわゆる2次試験と言われる試験は、2月に行われます。私立大学なら2月の上旬、国公立大学なら下旬頃になります。
じゃあ、この日程と比べて総合型選抜はどのくらい早いの?と疑問に思うでしょう。学校にもよりますが、およそ2〜3ヶ月ほど全てのスケジュールが早くなります。詳細な情報を以下で見ていきましょう。
小論文などの選抜入試だけで決まるパターン
このパターンは早いと9月には結果が出ます。基本的に私立大学の大半がこのパターンです。
1次試験に「志望理由書」「活動報告書」などの書類審査を行い、2次試験で「書類審査」「面接」などの実践型形式の審査を行いその結果で合否が決まります。
この場合、共通テストの対策は必要ありません。ただ、入試が早いため早期に受験準備を始める必要があります。
共通テストの点数も考慮して合否が決まるパターン
これは、国立大学に多く見られる傾向になります。共通テストは1月に実施されるので、2月上旬の発表が多いです。ですので後期試験の出願に間に合わせることができ、仮に落ちたとしても再度受験することも可能です。もちろん、私立の入試はこれと同時期にあるので、総合型選抜の発表は待たずに受験・出願してくださいね。
また共通テストが含まれる場合、受験大学によって目標点数が定められていることがあり、一般選抜のボーダーより高く設定されているケースも少なくありません。最後まで気を抜かず、対策を行いましょう。
以下で、大学ごとの具体的な例をみていきましょう。
総合型選抜の出願日程
国公立大学の場合の出願日程
国公立大学の出願スケジュールは多岐に渡ります。ただしどれも比較的遅いので、一般入試と両立して受験を望むことになります。
以下は弊社の編集部が独自に調査した2023年国公立大学の入試日程の一覧です。
(PDF)
また国公立大学は、総合型選抜の名称が学校によって特殊なものもありますので注意が必要です。上記の例ですと、北海道大学は「フロンティア入試」と名付けられています。「難しくてよくわからない…」という人は、入試概要の冒頭を読んでみてください。括弧書きで「旧AO入試」や「総合型選抜入試」という記載があれば大丈夫です。
私立大学の場合の出願日程
まずは、受験のスタートダッシュとなる出願、すなわち書類審査による1次試験日程についてです。どれだけ丁寧に対策をしても、出願の期日に遅れてしまうと受験をすることができず、そもそも1次試験を飛ばしてしまうため不合格になってしまいます。自分の受験大学のホームページを確認し、入念に調べておくようにしましょう。
早い所で9月から入試が始まります。
以下は弊社の編集部が独自に調査した2023年私立大学の入試日程の一覧です。
(PDF)
出願する際の書類には高校で取得した成績や資格が必要な場合があります。高校に申請するものから自分で準備しなければならないものまで様々ですので、確認して準備するようにしましょう。
特に求められることが多いのが、英検の提出です。英検は年に3回実施があり、大体6月・10月・1月の実施になります。余裕をもち、3年生の6月までに取得するようにしましょう。また、昨今ではオンラインで受験できる英検もあるため、試験会場が遠いなど事情のある場合は確認しておくと良いでしょう。またこの1次試験の約1ヶ月後には2次試験も控えています。早めの申し込みと受験を忘れないようにしましょう。
また高校の各種成績の証明書が必要なこともあります。これは高校の先生にいつまでに必要かを事前に伝え、期日に間に合うように作成してもらいましょう。
また、英検とは別にIELTSという英語検定もあります。
IELTSの場合毎月4回程度試験が設けられているので、何回も受けることができます。
また、IELTSは英検の様に「合否」で決まるのでは無く、「スコア」で決まります。
IELTSの「6」は英検でいう準一級と言われています。仮に英検で準一級に落ちたら何も評価されません。
ですが、IELTSはスコアで決まるので準一級と同レベルの「6」に届かない「5.5」でスコアが出たとしたら、その幅は評価してくれます。
また高校の各種成績の証明書が必要なこともあります。これは高校の先生にいつまでに必要かを事前に伝え、期日に間に合うように早めに作成してもらいましょう。
早めの対策で合格を手に!合格者の受験スケジュール例を紹介
ではここで、出願日程に合わせた実際の合格までのスケジュールを見てみましょう。
読んでみるとお分かりになるかと思いますが、勝負は高1、高2から始まっています。
「そんなに早くから!?」
と思われるかもしれませんが、やることの多さとかかる時間を考えれば、案外妥当な対策スケジュールではあるんです。
それでは、一緒にみていきましょう。
高校一年生
1年生の段階から受験を意識し、入塾する人が多いです。総合型選抜入試には評定も必要になるため、早期からテスト対策や実績作りに着手することができれば、かなり有利になるでしょう。
この記事を読んでくださっている人の中には
「高校1年生はもう終わっちゃった…」
と言う人もいるかもしれませんが、2年生ならまだ遅くはありません。すぐにできる対策から始めましょう。
高校2年生の秋冬(11月〜2月)
この頃には、出願書類の準備に時間がかかることを見据えて、書類作成に着手します。
志望理由書を書くために、自己分析とリサーチをスタート。できれば年内には志望理由書のテーマ決めは終わらせて、高3の4月までには第一志望校の書類は書き切ります。併願校の書類は6月を目処に終わらせていきます。
高校3年生の夏休み
面接や課題作文の練習がガッツリ入ってきます。国立大学志望の場合、二次試験の勉強もあってとにかくやることが多く大変な時期。
8月には出願が始まるところもありますので、書類の最終確認も行いましょう。
高校3年生の9月
出願締め切りのピークがあるのがこの時期です。学校にもよりますが、次月には書類選考の合否が出ている頃になりますので、引き続き二次試験の対策を続けていきます。
高校3年生の秋〜冬
合格ラッシュです!無事に合格を勝ち取ります。一般選抜者はこれからが大変になる時期ですが、一足早く解放感を味わうことができますね。
残りの高校生活を満喫しましょう。
合格から卒業まで
合格後、数日〜数週間後に入学金を払わなければなりません。合格通知と一緒に、合格者に向けた今後の手続きについて書かれた資料が一緒に自宅 に届きます。それをじっくりと読み、まずは入学金支払い方法と期日について確認しましょう。合格発表から 1〜2 週間であることが多いです。
入学金を払い忘れて、せっ かくの合格が取り消しに…なんてことにもならないように、注意しましょう。
また、大学によっては入学課題が課されることも。喜びを噛み締めながらも、やることをきっちりと確認して、素敵な春を迎えましょう!
まとめ
いかがでしたか?この記事では、総合型選抜入試の日程や内容についてお話ししてきました。とにかく、合否が出るのが早いのに合わせて出願や試験もスピーディーなことがお分かりいただけたと思います。
「こんなに早く準備できるかな…」
「準備をしないといけないのはわかったけど、何から手をつけていいかわからない…」
そんなお悩みを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
早期対策の必要性がわかった今が行動のチャンスです。ぜひ、専門的な知識を持つ周りの人に相談してみましょう。
高2で受験対策をしているけど塾に行っていないという人は、無料面談でも良いのですぐに行くべきです。
総合型選抜は一般入試の様に模擬試験がなく、一人で対策している自分の実力が不明瞭になってしまいます。一度、塾にいって相談してみるのが良いでしょう。
高校3年生に関して、まだ対策をしていない人は、残念ながら間に合わない可能性が高いです…
ただ、専門的な先生のもと、正しい指導を受ければ、まだ受かる可能性はあります。相談だけでも良いので、一度話を聞きに行ってみてください。
あなたの通う学校や近所の塾に、総合型選抜のプロはいますか。「対策ができる」と言っても、あくまでそれは一般入試対策の片手間にすぎません。
しかし総合型選抜入試も、努力と正しい対策が結果として反映される入試。つまり、適切な専門家による指導が必要なんです。
SS義塾では、総合型選抜入試についてや、対策方法についての説明会を実施しています。
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