大学入試で高頻度で課される面接試験
大学入試の総合型選抜・推薦入試の代表試験科目のひとつに、面接があります。
筆記試験と違って、面接官と直接顔を合わせて言葉をかわす面接は、受験生が一番緊張する試験なのではないでしょうか。
面接では、受験生の話を直に聞くことで、熱意や志望理由をより深く知るための機会です。故に、自分の志望動機を具体的に言語化し、しっかりと表現する必要があります。
この記事では、なかなか学校では教えてくれない上手な面接の秘訣や、心構えなどを詳しく解説しています。記事を読むことで、漠然としていてわかりづらかった面接の対策のポイントを理解することができますよ。
ぜひ、最後までお読みください!
総合型選抜入試の3つの面接の型
個人面接
よくあるオーソドックスな1対1の形式の面接です。1、と言いましたが、一人の受験生に対し面接官が複数人いる場合もあります。
志望理由書に基づいて、志望理由や大学で学びたいことなどをより深く口で説明する必要があります。
口頭諮問
これは、面接というよりも筆記試験の口頭バージョンのようなものです。
試験官からお題が問われ、それに対する自分の見解を口頭で述べていく形式になります。
グループ面接(集団面接)
複数の受験生が集められて面接をします。内容自体は個人面接と大きく変わりませんが、ここでは自分の話す番以外でも、他の受験生の言葉にしっかり耳を傾けておかなければなりません。
面接官に一目置かれる。面接の対策方法とは?
多くの受験生が面接練習を行いますが、実はよく知られている方法の中には危険がいっぱい。「これってあんまりよくなかったのかも」という対策方法を、知らず知らずのうちにしているかもしれません。
今からの解説をよく読んで、すぐにでも練習内容の改善に努めてください。
緊張できる環境で、何度も面接練習を重ねる
面接練習を行うとなったとき、アットホームな空間で、友達や家族、親しい先生とばかり練習をしていませんか?
面接本番は、当然緊張していて環境も慣れないものです。それを、練習時から再現しておく必要があります。
きちんと静かな環境かつ適切な時間をはかり、かなりのピリついた空気を練習で作っておきましょう。
また、よほどコミュニケーションに自信がない限り、1、2回の練習では心許ないです。練習回数を甘く見ず、何度も練習を重ねましょう。
質問への回答は丸暗記するな!
時折、面接の回答を完全丸暗記で挑もうとする人もいますよね。
でも、ちょっと考えてみてください。試験といえど、面接は人との会話です。何の相槌も間投詞もない会話って不自然すぎるし、人柄や意欲も伝わらないと思いませんか?
それに、暗記していった答えが通用しないような想定外の質問が出た時に、かなり焦ることになってしまいます。
大体の質問内容を考えていくのは構いませんが、暗唱練習はしないこと!必ず、相手の話を聞いて、それに対して会話のキャッチボールをすることを忘れないでください。
自己分析を大事にする
まずは、志望理由書で書いた時のものを引っ張り出してきましょう。志望理由を深く理解し言語化するためには、志望理由を書く際に用いた自己分析ノートや過程で作成した下書き・ノートが必須です。
どんな経緯で志望理由を書いたのかや、書ききれなかったエピソードなども交えると良いでしょう。
志望理由書以外のことでも、自分の強みと弱みを把握し、言語化できるように研究しましょう。
面接練習は必ず動画で見返す
入室時のマナー、挙動。話している時に側から見ていて、変な癖はないでしょうか。声が聞き取りづらかったり、早口だったりしませんか?
その場で先生からフィードバックやアドバイスを聞くだけでは不十分です。必ず自分で練習後に、映像で入室からの自分の様子全てを確認しましょう。
映像を第三者に見せるのもOKです。練習の時には先生も生徒のことをよく知っていて、その前提で喋っているとは思いますが、本番は何も知らない面接官です。共通認識で喋っていたら、初見の人からしたら案外伝わっていない…なんてことも。
「私は大丈夫!」
と思っていても、思わぬ落とし穴があるものです。最後までつめが甘くならないよう気をつけましょう。
緊張しても大丈夫。面接本番で心がけたいこと
回答は、結論から簡潔に
質問への回答は、簡潔に述べます。「長くたくさん話せば良いのだ」と思う人もいますが、だらだら喋ってしまっては聞いている方も段々と辛くなってきます。
簡潔に答え、それに基づいた根拠を適切に出しましょう。
自然体で「強者感」を出す
大体の受験生は、凄まじい緊張で言葉が飛ばないかどうか不安で、必死。中には、頭が真っ白になって本番で1分以上詰まる人もいます。
もちろん今記事を読んでいるあなたも、今は面接に不安を抱いているのでしょう。
そんな受験生たちの中で、とってつけたようなマナーや挨拶ではなく、板についていて自然な挙動ができれば、一目置かれると思いませんか?
ここで、前述の映像確認やたくさんの練習が生きてきます。
穏やかに、でもはっきりと。自信のある姿で挑めるよう、練習を重ねましょう。
面接とは、自己推薦のための「対話」であると理解する
面接は、対話です。だから、面接官の質問がわかりにくければ聞き返してもいいですし、噛んでも流暢でなくても構わないんです。普通に相槌を打ってもいいし、終始真顔でなくてもいいんです。
面接だから「何もかも完璧に返答しなければいけない」と思うからこそ、緊張が高まるというもの。しかし、手持ちの材料を使って、自然に対話できれば、それで十分なんです。
絶対に緊張するな!という話ではありません。あくまで心構えの問題なので、もちろん当日は緊張するでしょう。しかし、それが程よい緊張感に留まり、あとは「いつも通り」を心がけていいんですよ。
話に一貫性を持たせる
面接は、ありのままの自分の強みを見せる場所。だからこそ、自分のわかっている手持ちの情報や内容だけで構いません。無理をして、よく見せようとしないようにしましょう。
話の組み立ても、きちんと自分の一個の考えと、それを助ける根拠で構成されていますか?ここで求められる力は、志望理由書や小論文を書く時に求められた論理力と何も変わりません。
まとめ
面接って、どうしても緊張しがち。
でもこれって、受験生の価値が偏差値で一律に決められるのではなくて、「直接お話ししてあなたの魅力を教えてください」というようなもの。こんなに有難いチャンスは、実は他にないんですよ。
「学校ではそんなにたくさん面接練習をしてもらえない」
「自分では何がだめなのかよくわからない」
と思ったあなた。
そんな時には、ぜひ、塾を活用してみてください。情報を収集し、専門知識をもった指導者を探すことが何より重要です。
自分に合った戦略を練ることが、合格への第一歩となりますよ。
あなたの通う学校や近所の塾に、総合型選抜のプロはいますか。「対策ができる」と言っても、あくまでそれは一般入試対策の片手間にすぎません。
しかし総合型選抜入試も、努力と正しい対策が結果として反映される入試。つまり、適切な専門家による指導が必要なんです。
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