世の中にある知識だけで、面接は突破できない!?
大学受験生にとって最大の障壁の一つである科目。それが、面接です。
とにかく緊張しそう。頭が真っ白になりそう。そんな不安の声が飛び交いそうですね。
前回の記事では、面接の正しい対策の方法について、解説しました。(まだ読んでいないという方はこちらから)
しかし、あれはあくまでほんの序の口にすぎません。
面接はもっともっと奥深くて、そして世の中にある一般的な対策では到底突破不可能なものなんです。
この記事では、勉強熱心なみなさんのために、私たちSS義塾がもつ面接対策の極意をお伝えします。
覚悟はいいですか?ぜひ、最後までお付き合いください!
面接練習を始める前に
マナーはできて当たり前と思え
ノックは何回?椅子に座るのはいつ?受け答えはどうやってする?
面接対策する上で、マナーの話は一番に持ち上がります。これらを必死に覚えて、メインに練習する…なんてこと、してませんか?
これは、高校の面接ではありません。大学受験の面接です。大学の学びに適性があるか否かを見るのに、マナーばかりあっても仕方がありません。
もちろん、軽視しろと言ってるのではありません。普通にできて当たり前のものとして扱う、と言いたいのです。
面接は中身が一番重要なのですから、それを邪魔しない程度のものが呼吸のように自然に身についていれば、それで良いのです。
だから、「マナーが一番!」という考えはすぐに捨ててくださいね。
普通の敬語を使って話せるか
これも、間違った言葉を使わず「普通に」話せたらいい、ということです。緊張してまともに声がでない…という人は、そもそも日常会話から見直した方が良いです。面接練習ばかりするのではなく、普段の学校の発表や、先生との会話も、練習の場になるはずです。
面接練習の前に、目上の人と話す練習をしましょう。
面接が本当に見ようとしていることとは
研究素養
これは、小論文記事で書いたこととほとんど同じです。
先行研究を読み、世の中にある問題を細分化・再定義する力が面接にも必要。
面接官はたいていの場合、小論文や志望理由書を先に読んでいますから、自分の研究テーマを口頭で説明する力が必要です。
その研究を、全員が納得するやり方で話しましょう。現実にあるデータを駆使し、上手にプロセスを組み立てる力が必須です。もっというと、小論文を口頭で文字起こしするようなものです。
学部知識
「大学のアドミッションポリシーを見よ」とは口酸っぱく言われますが、実はそれだけでは足りません。
正確には、「志望大学の開講している学びを理解し、予習せよ」です。具体的に何をするかといえば、大学のテキストや、教授の書いている専門書を読むことです。
ちょっと考えてみて下さい。あなたがいきたい学部の学問のプロフェッショナルである教授が、なんの知識もなく、知識を得る努力もしていない生徒とまともに話せると思いますか?もしそんな生徒が来たら、正直眠くなってしまうでしょうね。
教授レベルの人と同じ土台に乗ることは不可能でも、少しでも彼らにとって「話のわかる」人間になろうとする努力は必要です。
面接官は何十人と受験生の話を聞くのですから、面白みもなければ当然記憶には残りにくいです。
対話能力
面接で聞かれることは、ある程度予想がつきます。先程も述べたように、小論文や志望理由書、大学入学後の学びを元に話が進むからです。
何が聞かれ、何を求められているのか?それを、よく考えましょう。
質問には、必ず欲しい意図があります。
例えば、
「〇〇についてどう思いますか?」
と、聞かれたら、シンプルな「いいと思います!」「ダメだと思います!」というYes/Noが欲しいのではありません。
「なぜそう思うか」の先まで聞かれてて、かつその根拠は真実に基づいた妥当なものでなければなりません。つまり、一見Yes/Noで答えられてしまうような質問で、「問題解決能力」「状況判断・思考力」が試されているのです。
この時点で、関連の学問知識がなければ真っ青になりますよね。
だから、きちんと小論文の内容を頭に入れて、かつ大学の予習をしようという話になるのです。
まとめ
全ての知識は繋がっています。小論文ができねば面接はできません。面接ができなければ小論文はできません。
要するに、
「問われ方と答え方」
が変わっているだけで、求められる力は一緒です。口頭か、文字か。たったそれ
だけの違いです。
「こんなにいっぱい対策なんてできないよ!」
なんて言っている場合ではありません。だって、必要なスキルの根本は一緒だから。
目指すところは「真に賢い人間になる」。ただそれだけなんです。
目標のために情報を収集し、専門知識をもった指導者を探しましょう。
自分に合った戦略を練ることが、合格への第一歩となりますよ。
あなたの通う学校や近所の塾に、総合型選抜のプロはいますか。「対策ができる」と言っても、あくまでそれは一般入試対策の片手間にすぎません。
しかし総合型選抜入試も、努力と正しい対策が結果として反映される入試。つまり、適切な専門家による指導が必要なんです。
SS義塾では、総合型選抜入試を専門にし、各分野の専門家が受験生を全力サポート。無料説明会も実施しています。
ぜひ、私たちにお話を聞かせてください。多くの受験のプロが、あなたに合った対策とサポートを全力で行います。
まずは無料でお気軽にお問い合わせください。