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【2025年度】MARCHの総合型選抜で合格しやすい穴場学部完全ガイド

【2025年度】MARCHの総合型選抜で合格しやすい穴場学部完全ガイド

目次

第1章:MARCHの総合型選抜の基礎知識

総合型選抜(AO入試)の特徴と一般入試との違い

総合型選抜(旧AO入試)は、従来の学力試験中心の一般入試とは異なり、志願者の多面的な能力を評価する入試制度です。一般入試では国語、数学、英語などの教科の点数で合否を判定するのに対し、総合型選抜では面接、小論文、プレゼンテーション、課題報告など多様な選考方法を組み合わせて評価を行います。特に注目すべきは、出願時期が一般入試より早く、多くの場合8月から10月に出願が始まることです。合格発表も早いため、早期に進路を確定できる利点があります。ただし、専願制を採用している学部も多いため、志望校選びは慎重に行いましょう。

2025年度入試の変更点と注目ポイント

2025年度入試では、デジタル化への対応が大きな特徴と言えるでしょう。オンライン面接やデジタルポートフォリオの活用が増加し、特に明治大学や青山学院大学では、オンラインでの出願手続きが全面的に導入されます。また、SDGsや社会課題解決への関心を評価する選考が増加傾向にあり、志望理由書や面接でもこれらの観点が重視されるでしょう。さらに、英語外部試験の活用範囲が拡大し、CEFR B1レベル以上で出願要件を満たせる学部が増加しているのも特徴的です。共通テストを併用する選考方式も増えており、学力の担保も重視されています。

総合型選抜で「穴場」が生まれる理由

総合型選抜における「穴場」学部が生まれる要因は、主に以下の理由が挙げられるでしょう。第一に、キャンパスの立地が都心から離れている場合、志願者数が減少する傾向にあります。第二に、特殊な入試科目や選考方法を採用している学部は、出願準備や試験対策の難しさから志願者が限定されます。

第三に、新設学部や改組された学部は、知名度の低さから一時的に倍率が下がることがあります。

また、就職実績がまだ確立されていない学部や、カリキュラムの特殊性が高い学部も、志願者数が比較的少なくなる傾向にあります。ただし、これらの要因は年度によって変動するため、過去の倍率データだけでなく、最新の入試動向も確認しましょう。

第2章:大学別・倍率データから見る穴場学部

明治大学の狙い目学部と選考方法

明治大学では、理工学部電気電子生命学科と農学部食料環境政策学科が注目の穴場学部として挙げられます。特に電気電子生命学科は、従来の電気工学に生命科学の要素を加えた特徴的なカリキュラムを持ち、志願者層が限定的です。選考方法は、事前課題と面接を重視する形式で、実験レポートや研究計画書の作成が求められます。また、農学部食料環境政策学科は、文理融合型の学びが特徴で、従来の農学部のイメージとは異なる学際的なアプローチが求められるため、志願者数が比較的少なくなっています。いずれの学部も、専門性の高さから志願者が絞られる傾向にあります。

明治大学 理工学部電気電子生命学科

出願条件

本学科での勉学を強く希望し、入学後その意志を貫く決意のある者

入試日程

出願期間    :2024年9月9日~9月13日

試験日     :2024年10月26日

合格発表    :2024年11月19日

倍率

〈電気電子工学〉

 出願者数:26人

 合格者数:14人

 競争率 :1.9

〈生命理工学〉

 出願者数:19人

 合格者数:9人

 競争率 :2.1

試験内容

書類審査・提出課題(数・英に関する基礎学力の確認)・口頭試問

アドミッションポリシー

明治大学 農学部食料環境政策学科

出願条件

  1. 全体の学習成績の状況が4.0以上の者
  2. 在学中に学業以外に優れた活動歴がある者で、全体の学習成績の状況が3.5以上の者

入試日程

〈1次選考〉

 出願期間:2024年9月2日~9月6日

 合格発表:2024年9月26日

〈2次選考〉

 出願期間:2024年9月26日~10月2日

 試験日 :2024年10月12日

 合格発表:2024年11月5日

倍率

 出願者数:23人

 合格者数:8人

 競争率 :2.9

試験内容

1次選考:書類審査

2次選考:特別講義受講・特別講義に関する筆記試験・面接

アドミッションポリシー

明治大学 総合型選抜・その他の各入試要項・出願書類ダウンロード

明治大学
総合型選抜・その他 各入試要項・出願書類ダウンロード|入試総合サイト|明治大学 明治大学の入試総合サイト(オフィシャル)です。明治大学の受験を検討されている方、入学希望者向けに入試情報を掲載しています。

明治大学 入学者の受入方針(アドミッション・ポリシー)

明治大学
入学者の受入方針(アドミッション・ポリシー) | 明治大学 明治大学のオフィシャルサイトです。大学案内、受験生向けの入学案内、在学生向けコンテンツ、また一般の方向けの公開講座情報など、明治大学に関する情報をご覧頂けます。

青山学院大学の穴場学部と出願のポイント

青山学院大学では、社会情報学部と地球社会共生学部が穴場として注目されています。社会情報学部は、情報技術と社会科学を融合させた学際的なカリキュラムを展開しており、一般入試では高倍率になる一方、総合型選抜では比較的志願者が少ない傾向にあります。出願には情報分野への関心とプログラミングの基礎知識が求められますが、高度な技術力は必須ではありません。地球社会共生学部は、グローバルな視点と実践的な学びを重視するため、海外経験や国際交流活動の実績がある受験生に有利です。両学部とも、英語力よりも課題解決能力や論理的思考力を重視する傾向があります。

青山学院大学 社会情報学部

出願条件

入試日程

倍率

試験内容

アドミッションポリシー

青山学院大学 地球社会共生学部

出願条件

入試日程

倍率

試験内容

アドミッションポリシー

立教大学の狙える学部と選考の特徴

立教大学のコミュニティ福祉学部と理学部が穴場として挙げられます。コミュニティ福祉学部は、福祉の概念を広く捉え、地域社会との連携を重視する特徴があり、ボランティア活動やコミュニティ活動の経験が評価されます。選考では、活動報告書と面接が重視され、社会貢献への意欲が問われます。理学部、特に生命理学科は、研究者志向の強い学科であり、一般入試の倍率は高いものの、総合型選抜では理科研究や課題研究の実績を持つ受験生に門戸を開いています。両学部とも、専門性の高さと実践的な活動経験が求められるため、志願者層が限定される傾向にあります。

立教大学 コミュニティ福祉学部

出願条件

入試日程

倍率

試験内容

アドミッションポリシー

立教大学 理学部

出願条件

入試日程

倍率

試験内容

アドミッションポリシー

中央大学の合格しやすい学部と対策法

中央大学では、文学部の外国語文学専攻(フランス語・ドイツ語)と総合政策学部が穴場として注目されています。外国語文学専攻は、英語以外の言語を専攻するため志願者が限定され、特に総合型選抜では、当該言語圏への関心や文化理解が評価されます。試験では、基礎的な語学力よりも、言語学習への意欲と文化理解の深さが重視されます。総合政策学部は、多角的な視点での政策立案能力が求められ、総合型選抜では、社会問題への関心とその解決策の提案力が評価されます。両学部とも、特定の分野への深い興味と実践的な問題解決能力が求められるため、志願者数が抑えられる傾向にあります。

中央大学 文学部外国語専攻(フランス語・ドイツ語)

出願条件

入試日程

倍率

試験内容

アドミッションポリシー

中央大学 総合政策学部

出願条件

入試日程

倍率

試験内容

アドミッションポリシー

法政大学の注目学部と選考のコツ

法政大学では、文学部地理学科と生命科学部が穴場学部として挙げられます。地理学科は、フィールドワークと実習を重視するカリキュラムが特徴で、総合型選抜では地域調査やマッピングの経験が高く評価されます。選考では、研究計画書と面接が重視され、地理的な観点からの社会問題への関心が問われます。生命科学部は、実験・研究重視の学部であり、高校での理科課題研究や実験レポートの作成経験が重要視されます。両学部とも、実践的な活動経験と専門分野への深い理解が求められるため、一般入試と比べて志願者数が少なくなる傾向があります。

法政大学 文学部地理学科

出願条件

入試日程

倍率

試験内容

アドミッションポリシー

法政大学 生命科学部

出願条件

入試日程

倍率

試験内容

アドミッションポリシー

第3章:選考方式別・攻略ガイド

書類選考重視型の対策と準備

書類選考重視型の総合型選抜では、調査書、活動報告書、志望理由書が合否を大きく左右します。特に重要なのは、高校時代の活動をストーリー立てて表現することです。部活動やボランティア、研究活動などの経験を、志望学部との関連性を意識して整理し、具体的なエピソードと共に記述することが求められます。また、資格や検定の取得状況も重要な評価要素となります。準備では、活動の記録や証明書類を早めに収集し、指導教員や進路指導部との綿密な相談を通じて、より説得力のある書類作成を心がけましょう。修正や推敲の時間を十分に確保することも重要です。

面接・プレゼン重視型の必勝法

面接・プレゼン重視型の選考では、コミュニケーション能力と論理的思考力が試されます。面接対策として重要なのは、志望理由や学部での学習計画を具体的に説明できることです。また、時事問題や専門分野に関する基礎知識も必要です。プレゼンテーションでは、テーマの選定が重要で、志望学部との関連性を意識しつつ、独自の視点を盛り込むことが求められます。準備段階では、想定質問への回答練習やプレゼン資料の作成を繰り返し行い、本番でも落ち着いて対応できるよう訓練することが大切です。また、質疑応答での柔軟な対応力も重要な評価ポイントとなります。

小論文・課題型の取り組み方

小論文・課題型の選考では、論理的思考力と文章表現力が問われます。対策の基本は、新聞やニュースで時事問題に触れ、多角的な視点で考察する習慣をつけることです。特に志望学部に関連する分野の記事は丁寧に読み込み、自分なりの意見を持つことが重要です。小論文の構成は、「序論→本論→結論」の基本形式を押さえ、主張とその根拠を明確に示すことが求められます。また、課題文の読解力も重要で、キーワードや論点を正確に把握する訓練が必要です。準備段階では、過去の課題に取り組み、制限時間内での文章作成に慣れることが大切です。

実技・表現力重視型の準備ポイント

実技・表現力重視型の選考では、専門的なスキルと創造性が評価されます。この種の選考は、芸術系学部や情報系学部、スポーツ科学部などで多く見られます。準備のポイントは、まず基礎技術の確実な習得です。また、独創性を示すためのポートフォリオ作成も重要で、作品や活動の記録を体系的にまとめる必要があります。技術面の向上と並行して、その分野の歴史や理論についても学習を深めることが求められます。実技試験では、時間配分を意識した練習を重ね、本番での完成度を高めることが重要です。また、制作意図や表現の狙いを言語化する練習も必要です。

第4章:穴場学部を活かした受験戦略

志望理由書の書き方と差別化のポイント

志望理由書で重要なのは、「なぜこの学部なのか」「何を学びたいのか」を具体的に説明することです。穴場学部の場合、その学部特有の特徴や専門性を理解していることをアピールできると効果的です。例えば、カリキュラムの特徴や研究室の活動内容に触れながら、自身の興味関心との結びつきを説明します。また、高校時代の活動や経験を、志望学部での学びにどう活かせるかを具体的に記述することも重要です。差別化のポイントは、単なる興味表明ではなく、将来のビジョンまで含めた一貫性のあるストーリーを構築することです。

学部研究の方法と活用法

効果的な学部研究には、複数のアプローチが必要です。まず、大学のホームページやパンフレットで基本情報を収集します。特に、カリキュラムの特徴、研究室の活動内容、教授陣の研究テーマなどを詳しく調べることが重要です。次に、オープンキャンパスや学部説明会に参加し、実際の雰囲気を体感します。可能であれば、在学生や卒業生への取材も効果的です。収集した情報は、志望理由書や面接で活用できるよう、システマティックにまとめることが大切です。また、学部の特徴と自身の興味関心や将来目標との結びつきを常に意識することが重要です。

併願パターンと出願スケジュール

穴場学部を活用した併願戦略では、第一志望校との相性を考慮することが重要です。例えば、似たような専門性を持つ学部を組み合わせることで、準備の効率化が図れます。出願時期も重要で、総合型選抜は8月から始まるため、夏休み前には準備を完了させる必要があります。また、一般入試との併用も検討し、複数の入試方式でチャンスを広げることが賢明です。ただし、専願制の学部もあるため、出願前に必ず募集要項を確認する必要があります。スケジュール管理のポイントは、各大学の出願時期と選考日程を早めにカレンダーに落とし込み、準備期間を逆算して計画を立てることです。また、複数の出願を検討する場合は、書類作成や面接準備の負担も考慮に入れる必要があります。

失敗しないための学部選びチェックリスト

学部選びでは、以下の要素を必ずチェックする必要があります。まず、カリキュラムの内容が自分の興味関心や学習スタイルに合っているかを確認します。次に、キャンパスの立地や通学時間が現実的かどうかを検討します。また、学費や生活費など経済面での検討も重要です。さらに、卒業後の進路状況や資格取得の可能性なども考慮に入れましょう。「穴場」という理由だけで志望すると、入学後のミスマッチにつながる可能性があります。選考方法と自分の強みとの相性も重要な判断材料となります。

第5章:内部データから見る穴場学部の実態

実際の学生生活と授業の特徴

穴場学部での学生生活は、一般的なイメージと異なる場合が多々あります。例えば、少人数制の授業が多く、教授との距離が近いことが特徴です。また、実験や実習、フィールドワークなど、実践的な学びの機会が豊富に用意されていることも多いです。一方で、専門性の高さから予習復習の負担が大きかったり、特殊な実験機器の使用方法を習得する必要があったりと、独自の課題も存在します。授業では、一般的な講義に加えて、グループワークやプレゼンテーション、ディスカッションなど、アクティブラーニングの要素が多く取り入れられています。

就職実績と進路状況

穴場学部の就職実績は、一般的な認識以上に良好なケースが多く見られます。特に、専門性の高い学部では、その分野に特化した企業からの求人が多いのが特徴です。例えば、環境政策を学ぶ学部では環境コンサルティング企業から、情報系の学部ではIT企業からの求人が豊富です。また、大学院進学率も比較的高く、研究職や専門職を目指す学生も少なくありません。ただし、一般企業への就職を考える場合は、インターンシップや資格取得など、早めのキャリア準備が重要になります。

先輩合格者の体験談とアドバイス

総合型選抜で合格した先輩たちの多くが、早期の準備開始を成功の鍵として挙げています。特に、学部研究と自己分析を並行して進め、志望理由を深めていく過程が重要だったとの声が多く聞かれます。また、面接対策では、学部の特徴や研究内容について深く理解していることが評価されたケースが多いようです。失敗例としては、「穴場だから受かりやすい」と安易に考えて準備が不十分だった、といったケースが報告されています。先輩たちからは、「一般入試と同じくらいの準備が必要」というアドバイスが共通して聞かれます。

キャンパスライフの魅力と注意点

穴場学部特有のキャンパスライフの魅力として、少人数制による密な人間関係や、専門性を活かした独自の学生プロジェクトの存在が挙げられます。また、教授との距離が近いため、研究や就職に関する相談がしやすい環境が整っているケースも多いです。一方で、注意点としては、特殊な実験設備や専門機器の使用に慣れる必要があることや、専門科目の学習負担が予想以上に大きいことなどが挙げられます。また、キャンパスが郊外にある場合は、通学時間や課外活動の制約について事前に検討しておく必要があります。

まとめ:成功する出願のために

穴場学部合格への最終チェックポイント

合格に向けた最終チェックポイントとして、以下の項目を確認することが重要です。まず、志望理由が具体的かつ説得力のあるものになっているか、学部の特徴を十分に理解した上で自己アピールができているかを確認します。次に、提出書類に不備がないか、特に記入漏れや誤字脱字がないかを複数回チェックします。また、面接や課題への準備が十分であるか、時間配分は適切かなども確認が必要です。さらに、出願資格や必要書類が揃っているか、提出期限に余裕を持って準備できているかも重要なポイントです。

学部選択時の注意事項

学部選択時には、「穴場」という理由だけでなく、本当に自分に合った学部かどうかを慎重に判断することが重要です。カリキュラムの内容、研究テーマ、必要な適性、卒業後の進路など、多角的な視点での検討が必要です。また、キャンパスの立地や通学時間、学費などの現実的な要素も考慮に入れましょう。志望理由の説得力を高めるためには、その学部でしか学べない特徴や、自分の将来設計との整合性を明確にできることが重要です。安易な選択は入学後のミスマッチにつながる可能性があるため、十分な検討が必要です。

準備スケジュールと時期別やるべきこと

総合型選抜の準備は、出願の半年前から始めることが理想的です。具体的なスケジュールとして、まず4〜5月に学部研究と自己分析を行い、6月から志望理由書の作成を始めます。7月には面接対策や課題への取り組みを開始し、8月には書類作成を完了させる流れが一般的です。各時期で特に注意すべきポイントとして、早めの情報収集、計画的な準備、提出書類の細かいチェックなどが挙げられます。また、オープンキャンパスや説明会への参加も、可能な限り早い時期に済ませておくことをお勧めします。最後に、余裕を持った準備が合格への近道となりますので、計画的な取り組みを心がけましょう。

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現在、日本では入試の多様化が進んでおり、一般入試での合格枠は各段に減少しています。そんなときに一般入試一本で頑張るといった入試戦略はもはや時代遅れかもしれません。かといって総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試に時間をかけすぎたために一般入試の勉強が疎かになり、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試で落ちたときに取り返しがつかなくなっていた、というケースをよく聞きます。
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